“もろみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
師道50.0%
師通50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われらが今宵、大納言師道もろみち卿の屋形へ歌物語を聴きにまいろうと存じて、四条のほとりへ来かかると、兼輔めが人待ち顔にたたずんでいる。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
あくる朝、大納言師道もろみちは関白の屋形に召された。師道は雨をおかして来た。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
大納言師道もろみち卿の屋形やかた築地ついじの外にも、その柳の葉が白く散っていた。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
早速、叡山側から、日吉ひえの社司、延暦寺の寺官等、三十余人が、訴状を持って、当時の関白、藤原師通もろみちの許へ脅迫にやってきた。