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もりなり
ふりがな文庫
“もりなり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
森成
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
森成
(逆引き)
余は医師に全体その
鳶色
(
とびいろ
)
の液は何だと聞いた。
森成
(
もりなり
)
さんはブンベルンとかブンメルンとか答えて、遠慮なく余の腕を痛がらせた。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
汽車の中で
森成
(
もりなり
)
さんが
枕元
(
まくらもと
)
の
信玄袋
(
しんげんぶくろ
)
の口に
挿
(
さ
)
し込んでくれた大きな野菊の枝は、降りる混雑の際に折れてしまったろう。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
玄耳君
(
げんじくん
)
が驚ろいて
森成
(
もりなり
)
さんに
坂元
(
さかもと
)
君を添えてわざわざ
修善寺
(
しゅぜんじ
)
まで寄こしてくれたのは、この報知が長距離電話で胃腸病院へ
伝
(
つたわ
)
って、そこからまた
直
(
すぐ
)
に社へ通じたからである。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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