“ももかわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
百川80.0%
物皮20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤原百川ももかわ良継よしつぐたちの権臣が朝に立って、しきりに、土地改革を断行したり、制度の適正や、王道政治の長所を計ったりしていた短い期間は、どうにか、日本の曙光しょこうみたいな清新さが
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
藤原永手、藤原百川ももかわ、その他藤原一門の若い貴族の面々だつた。彼等こそ押勝の腹心だつた。赤心を示し、忠誠を誓ひ、召捕に、又、拷問に、糾明に、率先当つた人々であつた。
道鏡 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
緊張していたから次郎吉は暑さも物皮ももかわの意気込みだったが、うつむいて台所の脇の小部屋で絵の具を溶いていると
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)