“ものまい”の漢字の書き方と例文
語句割合
物詣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ず知らずの旅人が村を通って、遠くへ物詣ものまいりをするような場合がそう早くからあったはずもなく、またどこに行っても見られる出来ごとでもないからである。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
五つか六つになる男の子が、人に負われて物詣ものまいりに行く路で、しきりに時鳥の声を聞いて一人で笑っている。
本来は物詣ものまいりの帰りに求めてくるのが主であって、したがってその種類も限られており、だいたいにお祭に伴なうものばかり、たとえば簡単な仮面かめんとか楽器とか
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)