“もうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
芼爾66.7%
蒙自33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巨大なるたこの頭を切り取って載せたように、頭頂は大薬鑵であるが、ボンのくぼには芼爾もうじとした毛が房を成している。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
巨大なるたこの頭を切り取って載せたように、頭頂は大薬鑵おおやかんであるが、ボンのくぼには芼爾もうじとした毛が房を成している。巨大な、どんよりとした眼が、パッカリと二つあいていて眉毛は無い。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「まあ、夜はこの通りですから大丈夫でしょうが……雲南うんなん府はまるで死の街だというし、蒙自もうじも大分やられてますからな」
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)