“めすおおかみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
牝狼50.0%
雌狼50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも強い人々も幾人かかつてそれに害せられた。それはローマの青銅の牝狼めすおおかみ腐蝕ふしょくしていた。ローマは死のにおいをたてている。あまりに墳墓が多過ぎる。
雪之丞、みだらな雌狼めすおおかみにでもつけまわされているような怖れと、わずらわしさとに、一生懸命おさえていた、殺気が、ジーンとき上って来た。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)