“めいこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
明克50.0%
盟国50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は最後の努力で彼の力の及ぶ限り死と戦った。が、彼が戦えば戦うほど、彼が医者を変えれば変えるほど、医者の死の宣告は事実と一緒に明克めいこくの度を加えた。彼はしおれてしまった。
花園の思想 (新字新仮名) / 横光利一(著)
多年の盟国めいこくたり親友たる信長の非業ひごうな死をかなしんで、その傷心のあまりには、ふと、腹でも切って、故人に、じゅんじそうな気ぶりすら見られたのである。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)