“むらうち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
村内66.7%
部落内33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老爺が一人息子の碌でなし、到頭村内むらうちにもいられず今は音信いんしん不通になっている勘太でげす。
これは土地の者の斎藤といふ年老としとつた首座教員と智恵子と富江の三人は、それ/″\村内むらうちに受持を定めて、兎角乱れ易い休暇中の児童の風紀の、校外取締をすることになつた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
これは家からそんなに遠くないな、部落内むらうちだ。まア、遠くて坂の中途あたりまでだ。でも、はア、探すがものはねえ、子供の手に入っている、十歳から十二歳までの子供だ。
錦紗 (新字新仮名) / 犬田卯(著)