“むじんぞう”の漢字の書き方と例文
語句割合
無尽蔵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒雲に足がえて、青草を踏み分けるような勢いで無尽蔵むじんぞうに鼻を鳴らしてくる。
夢十夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかしどうにもしかたがなくなったとき、目の前に無尽蔵むじんぞうにある海水を、おわんに半分ぐらい飲んだ。ずいぶんらんぼうなことだが、そうするとおなかがぐうっと鳴りだして、すぐおつうじがある。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
大宋たいそうの下、英雄は無尽蔵むじんぞうだな。よきにいたせ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)