“みづぎせる”の漢字の書き方と例文
語句割合
水煙管100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると其処にはどう云ふ訳か、あると思つた窓がなくて、緞子どんすの蒲団を敷いた紫檀したんの椅子に、見慣れない一人の外国人が、真鍮の水煙管みづぎせるくはへながら、悠々と腰を下してゐた。
南京の基督 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)