“まるテイブル”の漢字の書き方と例文
語句割合
円卓子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青唐草の被帛おほひをかけた円卓子まるテイブルが中央に、窓寄りの暖炉の周囲には、皮張りの椅子が三四脚。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
均平がヴェランダで籐椅子とういすにかけ、新聞を見ていると、女たちは部屋のなかで円卓子まるテイブルを囲み、取り寄せた林檎りんごいて食べながら、このごろの頭髪あたまの流行などについてひそひそ話していた。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)