“まだらうし”の漢字の書き方と例文
語句割合
斑牛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日に輝き、揺れ、絶えず小さいさやぐ音をたてている。それは何かしら僕の心を吸いこんでしまうやつだ。それに白と黒の斑牛まだらうし、こいつはどうしていつまでもこう動かずにいるんだろう。
石ころ路 (新字新仮名) / 田畑修一郎(著)
「かりに斑牛まだらうしの子であっても、天地山川の神々はお嫌いはされぬかの。」
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
丘の上に 濕けたからだをしてゐる斑牛まだらうし
閒花集 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)