“まじもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ：マジモノ
語句割合
蠱物66.7%
虫物16.7%
蠱術16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかじかのよしを語れば、此の法師鼻を高くして、これらの三三五蠱物（まじもの）らを捉（と）らんは何の難（かた）き事にもあらじ。必ず三三六静まりおはせとやすげにいふに、人々心落ちゐぬ。
雨月物語：02 現代語訳　雨月物語 (新字新仮名) ／ 上田秋成(著)
虫物（まじもの）のせゐでも夢のせゐでもあり得ない。血が頭に上つたからだ、外にわけはない。それならなぜ血が上つたのか、答ふるにも及ぶまい。
晶子鑑賞 (新字旧仮名) ／ 平野万里(著)
旅路を詛ふ蠱術（まじもの）の
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) ／ 薄田泣菫(著)