“まさしげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:マサシゲ
語句割合
正成94.7%
正重5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「先祖正成まさしげより伝わりました、弓道の奥義書『養由基ようゆうき』九州あたりへ参りましたら、伝える者はよもあるまい、都にて名ある武士に伝え、伝え終らば九州へと……」
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
太閤様たいこうさま正成まさしげとどっちが偉いとか、ワシントンとナポレオンとどっちが強いとか、常陸山ひたちやまと弁慶と相撲すもうを取ったらどっちが勝つとか、中には返答に困らないのもあるが
中味と形式 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その武者は、三河の本多佐渡守正信ほんださどのかみまさのぶの弟で、本多正重まさしげという若者だった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)