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まきたて
ふりがな文庫
“まきたて”の漢字の書き方と例文
語句
割合
捲立
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
捲立
(逆引き)
あの時
炭車
(
トロ
)
を押して
捲立
(
まきたて
)
から帰って来ると、片盤から自分の
採炭場
(
キリハ
)
へはいって行き、そこの闇の坑道でいつもそこまで迎に出ている峯吉に飛びついて行ったと云うが
坑鬼
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
人びとは
炭車
(
トロ
)
を投げ出し、鶴嘴を打捨てて、
捲立
(
まきたて
)
へ、竪坑へ、潮のように押寄せて行った。
坑鬼
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
二枚目の伝票を受取ったお品は、
捲立
(
まきたて
)
の底で
空
(
から
)
になって降ろされて来た
炭車
(
トロ
)
を取ると、そのまま長い坑道を峯吉の
採炭場
(
キリハ
)
へ帰って行った。炭坑は、
謂
(
い
)
わば黒い息づく地下都市である。
坑鬼
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
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