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まえづま
ふりがな文庫
“まえづま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
前褄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前褄
(逆引き)
頬の堅さがほぐれて、自分の端たない様子を恥じるように
前褄
(
まえづま
)
を合せたりしました。
銭形平次捕物控:072 買った遺書
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
と云ううちに、そこに落ちていた誰かの手拭を拾って姉さん
冠
(
かぶ
)
りにした。それから手早く
前褄
(
まえづま
)
を取って、問題の赤ゆもじを高々とマクリ出したので、皆一斉に
鯨波
(
ときのこえ
)
を上げて喝采した。
斜坑
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
涎
(
よだれ
)
を拭いて、
前褄
(
まえづま
)
を直して、直助は何の気もなく舳の方をすかして見ました。
銭形平次捕物控:004 呪いの銀簪
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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