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ぼろや
ふりがな文庫
“ぼろや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
襤褸屋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襤褸屋
(逆引き)
見当からいうと、百助の横丁を西に突き当った所が三軒町で、
其所
(
そこ
)
に三島神社があるが、その近所に
襤褸屋
(
ぼろや
)
があって、火はこれから揚がったのだ。
幕末維新懐古談:13 浅草の大火のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
店に堆くがらくたを積んだ道具屋、古鉄をならべたふるがねや、
襤褸屋
(
ぼろや
)
、女髪結、かざり工場。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
宗吉が夜学から、
徒士町
(
おかちまち
)
のとある裏の、空瓶屋と
襤褸屋
(
ぼろや
)
の間の、貧しい下宿屋へ帰ると、
引傾
(
ひきかし
)
いだ
濡縁
(
ぬれえん
)
づきの六畳から、男が一人
摺違
(
すれちが
)
いに出て
行
(
ゆ
)
くと、お千さんはパッと障子を開けた。
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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