“ぼく/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
穆々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今の 太上天皇様がまだ宮廷の御あるじで居させられた頃、八歳はつさいの南家の郎女いらつめは、童女わらはめとしてはつ殿上でんじやうをした。穆々ぼく/\たる宮の内の明りは、ほのかな香気を含んで流れて居た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)