“ほりたんばのかみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
堀丹波守100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて師匠存生中府下の各寄席よせで演じ、または雑誌にて御存じの業平文治は、安永の頃下谷したや御成街道おなりかいどうの角に堀丹波守ほりたんばのかみ殿家来、三百八十石浪島文吾なみしまぶんごという者のせがれでございまして
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
此の人は以前下谷したや御成街道おなりかいどう堀丹波守ほりたんばのかみ様の御家来で、三百八十石頂戴した浪島文吾なみしまぶんごと云う人の子で、仔細あって親諸共もろともに浪人して本所業平村に田地でんじを買い、何不足なく有福に暮してりましたが
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)