“ほそながれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
細流100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洗濯をしに来たのである。道端の細流ほそながれで洗濯をするのに、なよやかなどと言う姿はない。——ないのだが、見ただけでなよやかで、たらいに力を入れた手が、霞を溶いたように見えた。
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)