“ほこすぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鉾杉66.7%
鋒杉22.2%
矛杉11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寒さに焦げた鉾杉ほこすぎや、松の木が、その山々の線を焦茶いろにいろどっているところへ、大和絵のような春霞が裾の方をぼかしている山のかさなりを見ていると
山の春 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
日筋が蒼天に流れわたって、ふり仰ぐ真上にあかあかと見渡される。群を抜く鋒杉ほこすぎが見えると思うと茜色に梢を染められ、それがまた非常に鮮かに虚空にうかんで見える。
茸をたずねる (新字新仮名) / 飯田蛇笏(著)
矛杉ほこすぎを、のつらなみを
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)