“ほうじゅうふき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
放縦不羈80.0%
放縦不覊20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胎教とて、妊娠時にも、坐作進退の些事さじより、一切の心得について一向厳正なれとのみ教え、しかして女子に対してかくの如き要求をあえてする男子の所行如何いかんと顧みるに、甚だ放縦不羈ほうじゅうふきである。
婦人問題解決の急務 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
彼らの或者は今現にこれを実行しつつある。してみれば放縦不羈ほうじゅうふきを生命とする芸術家ですらも時と場合には組織立った会を起し、秩序ある行動を取り、統一のある機関を備えるのである。
中味と形式 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ここに一人の青年があって、いわゆる放縦不覊ほうじゅうふきの生活を送っていたが、ある時その生年月日をもって易者に占ってもらうと、あなたの寿命は三十を越えないと教えられた。