“ほうしゅくとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宝叔塔75.0%
保叔塔25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしうなったら逃がれる道はないと覚悟していますから、まあいたわっておくんなさい。そこで、わたしは白金そくばくを宝叔塔ほうしゅくとうの何階目に隠してありますから、お前さん、取ってお出でなさい
そして、南岸の湖縁の丘の上に聳えたあかい塔の夕陽に照された雄大な姿には、わけて心をひかれるであろう。その南岸の雄大な塔は、西湖十景の一つにかぞえられた雷峯塔らいほうとうで、北岸のは保叔塔ほうしゅくとうである。
雷峯塔物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)