トップ
>
べにこ
ふりがな文庫
“べにこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
紅子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅子
(逆引き)
玄也の妻君は——つまりワイフのことであるが、名を
紅子
(
べにこ
)
と言ひ(どうやら之は玄也の好みに順つた変名らしい臭みがするが……)
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
「お父
様
(
さん
)
、こんな家よしちまって、郊外に大きい
分離派
(
ぶんりは
)
かなんかの文化住宅を、お建てなさいよウ」
紅子
(
べにこ
)
が、ボッブの頭を振り振り云った。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「いやかね? だが、もうじき人形になりたくなるかもしれないよ。あちらへいって、このおねえさま人形と遊んでくるがいい。さあ、
紅子
(
べにこ
)
、ルミちゃんをおまえの部屋へつれていってあげなさい。」
魔法人形
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
そもそも、あの善良なる
素六
(
そろく
)
少年と、モダン娘の
紅子
(
べにこ
)
とは、一体どうした訳で、こんな一団に加わっているのであろうか。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「そうですわ。そこへ、
紅子
(
べにこ
)
さんという、浅草の不良モガが、一人でやって来たのよ。
狼
(
ウルフ
)
は、紅子さんと、手を取って、帰って行きましたわよ」
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
べにこ(紅子)の例文をもっと
(3作品)
見る