“へんろう”の漢字の書き方と例文
語句割合
褊陋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついでその舞台開ぶたいびらきゆうべにも招待を受くるのえいに接したのであったが、褊陋へんろう甚しきわが一家の趣味は、わたしをしてその後十年の間この劇場の観棚かんぽうに坐することを躊躇ちゅうちょせしめたのである。
十日の菊 (新字新仮名) / 永井荷風(著)