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へらめ
ふりがな文庫
“へらめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
篦目
50.0%
箆目
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
篦目
(逆引き)
「わざとらしさ」がどこにも見えるではないか。あの無益に
篦目
(
へらめ
)
を入れることや、形を強いて奇異にすることなくば、あのままでいかに美しくなるであろう。初期の作にその跡はほとんどない。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
あの
光悦
(
こうえつ
)
作と云わるる著名な「
鷹ヶ峯
(
たかがみね
)
」と銘する茶碗を見られよ。あの手作りの
高台
(
こうだい
)
、あの
一条
(
ひとすじ
)
の
篦目
(
へらめ
)
、何たる技巧の仕業であるか。あの自然な自由な「
井戸
(
いど
)
」の茶碗の前に何の面目があろうか。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
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箆目
(逆引き)
今までの武蔵とはまるで人が違ったような熱をおびた眼の光が、つぶさに、茶碗のそこや
箆目
(
へらめ
)
に見いって
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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