“へきすう”の漢字の書き方と例文
語句割合
僻陬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただその中に山間僻陬へきすうの地に居ったり、その他の事情によって、早く皇化に染むの機会を有しなかったものは、往々にして落伍者となりました。
予が村は僻陬へきすうにて、日用品すら急にあがなうことあたわざるくらいの土地なるが、明治十七年十月某夜、村内の某老爺ろうや来たり、予にいいて曰く
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
このことだけでも不思議な窯である。凡てを自給せねばならぬ山間僻陬へきすうの地理が、このことを長く要求し、今もその習慣が続いているのであろう。
日田の皿山 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)