“ぶゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
無為100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余り壮健ぢやうぶでなく、痩せた、図抜けて背の高い人で、一日として無為ぶゐに暮せない性質たちなのか、一時間と唯坐つては居ない。何も用のない時は、押入の中を掃除したり、寵愛の銀煙管をみがいたりする。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)