“ぶげんしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
分限者95.5%
富限者4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
城下町から三里ほど離れたところに由利団右衛門という分限者ぶげんしゃがいた。どれくらいの大判小判を持っているか見当がつかない。
本所分限者ぶげんしゃの一人に数えられている吾妻屋あずまや金右衛門が、昨夜誰かに殺されていることを、今朝になって発見した騒ぎでした。
関川の滝之助は急に大富限者ぶげんしゃと成ったけれど、直ぐその金持づらをする時は、人から疑われるを知っていた。
怪異黒姫おろし (新字新仮名) / 江見水蔭(著)