“ふげんしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
富限者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お前は、めんめさえよければ、ええとじゃけに、バナナも食うつろが、蓮根も食いよって、富限者ふげんしゃの子供でも、そげんな食わんぞな!」
風琴と魚の町 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
今のように富限者ふげんしゃが、山の手や郊外に土地をもっても、そこを住居いえにしていなかったので、蔵と蔵との間へ茶庭をつくり、数寄すきをこらす風流を楽しんでいた。