“ぶぎょうしょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
奉行所100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あなたを探訪たずねて来たのよ。」そして彼女は奉行所ぶぎょうしょの役人だけが持っている大きな名札を見せた。
自然伏見は京大阪を結ぶ要衝ようしょうとして奉行所ぶぎょうしょのほかに藩屋敷が置かれ、荷船問屋の繁昌はんじょうはもちろん、船宿も川の東西に数十軒、乗合の三十石船が朝昼晩の三度伏見の京橋を出るころは
(新字新仮名) / 織田作之助(著)
吹かすわけではないが、このとおり奉行所ぶぎょうしょの者が事を割っての頼みじゃから、両人の者にもその旨を申し聞けて、ひとつ目の保養をさせてはくれまいかな