“ふなじるし”の漢字の書き方と例文
語句割合
船印100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ると、定紋じょうもんのついた船印ふなじるしの旗を立てて、港の役人を乗せた船が外国船からぎ帰って来た。そのあとから、二、三のはしけが波に揺られながら岸の方へ近づいて来た。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
日本も交易御開きに相成り候わば、御国の船印ふなじるし諸州の港にて見知り候よう相成り申すべく候。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)