“ふうばぎゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
風馬牛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その事にまるで風馬牛ふうばぎゅうであったように、一向世の中のこと……世の中のことといっても世の中のことも種々いろいろありますが、今日でいえば美術界とか
彼等が復讐の挙を果して以来、江戸中に仇討が流行した所で、それはもとより彼の良心と風馬牛ふうばぎゅうなのが当然である。
或日の大石内蔵助 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
故に近代の欧化した日本——果して真に欧化であるか?——に於ても、文壇の事情は同様であり、詩と散文とが風馬牛ふうばぎゅうで、互に何の交渉もなく、各自に別々な道を歩いている。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)