“ぴっぷ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ピップ
語句割合
比布100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永山ながやま比布ぴっぷ蘭留らんると、眺望ながめは次第に淋しくなる。紫蘇しそともつかず、麻でも無いものを苅って畑にしてあるのを、車中の甲乙たれかれが評議して居たが、薄荷はっかだと丙が説明した。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
旭川中学校より天幕を借り、数日の米を用意して、旭川駅を発し、比布ぴっぷ駅に下りて徒歩するに、路は真直にして、その尽くる所を知らず。家は見えずして、きりぎりすの声左右に満つ。
層雲峡より大雪山へ (新字新仮名) / 大町桂月(著)