“びんぼうどっくり”の漢字の書き方と例文
語句割合
貧乏徳利100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貧乏徳利びんぼうどっくりがいつも台どころにころがっているだけで、きょうを読む声さえ、通りがかりの誰もが聴いたことがないというのだから、いずれ、破戒無慚はかいむざんの悪僧とはわかっていたが、さりとて
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
お関と幾松の様子が変なので、多勢の子分に見張らせていた元町の仙太は、お関が貧乏徳利びんぼうどっくりの酒を川に捨てるところを見付けて、有無を言わせず、母子を縛って番屋へ引立ててしまったというのです。