“びんかき”の漢字の書き方と例文
語句割合
鬢掻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬢掻びんかきあしで、耳の裏を撫でつけながら
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おくみは鬢掻びんかきへ洗面器の水をつけて、柱の鏡にのぞいて髪を掻き上げた。婆やが、表の門を開けて、裏手の草つぱへでも廻つて、青いものを見て入らつしやい、と言つてくれる。
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)