“びりん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
美林50.0%
美鱗50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて此の一団の乗った列車は、白樺の美林びりんをめぐる二十七曲りをどうやら切り抜けた末
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ズッと足元まで見下ろしてくるに、水辺を見廻していた日本左衛門は、ふと、美鱗びりんをもった魚の如き金襴きんらん小布こぎれが、奔激する水をくぐッて、浮きつ沈みつしてゆくのに眼をられました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)