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びぜんもの
ふりがな文庫
“びぜんもの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
備前物
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
備前物
(逆引き)
「どうだ。見事だらう。貴公の
備前物
(
びぜんもの
)
は、大層な自慢だが、到底この相州物には敵ふまい」
銭形平次捕物控:082 お局お六
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
侍「とんだ良さそうな物、
拙者
(
せっしゃ
)
の
鑑定
(
かんてい
)
する
処
(
ところ
)
では
備前物
(
びぜんもの
)
のように思われるが
何
(
ど
)
うじゃな」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
本當に貞宗だつた日にや、十兩で賣つちや大變に
損
(
そん
)
だから、一日待つて貰つて、知り合ひの刀屋を二三軒當つて見ると、——飛んでもない、そいつは
備前物
(
びぜんもの
)
で、彦四郎でも藤四郎でもある筈はねえ。
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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