“びぜんもの”の漢字の書き方と例文
語句割合
備前物100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうだ。見事だらう。貴公の備前物びぜんものは、大層な自慢だが、到底この相州物には敵ふまい」
侍「とんだ良さそうな物、拙者せっしゃ鑑定かんていするところでは備前物びぜんもののように思われるがうじゃな」
本當に貞宗だつた日にや、十兩で賣つちや大變にそんだから、一日待つて貰つて、知り合ひの刀屋を二三軒當つて見ると、——飛んでもない、そいつは備前物びぜんもので、彦四郎でも藤四郎でもある筈はねえ。