“ひょうたんいけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
瓢箪池100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浅草公園六区の瓢箪池ひょうたんいけを、現在のように改修のため、明治二十年ごろ池底を掘り下げて行くと、意外にも赤ニシや法螺ほらの貝が大小数十個現われた。
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)
先住の手植らしい縁日物の植木や、素人の手でつくられたに違いない瓢箪池ひょうたんいけは、古びた煉瓦の下敷になってしまった。
遺産 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)
あの瓢箪池ひょうたんいけから裏田圃うらたんぼまで軒をならべている安芝居や見世物などは、今のお蝶には、あまり魅力のないものでした。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)