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ひびわれ
ふりがな文庫
“ひびわれ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
𤿎裂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
𤿎裂
(逆引き)
自ら
睹
(
み
)
た所を記していわく、この鐘に大なる
𤿎裂
(
ひびわれ
)
あり、十年ばかりも以前に、その裂目へ扇子入りたり、その後ようやくして、今は
毫毛
(
ごうもう
)
も入らず、
愈
(
い
)
えて𤿎裂なし、破鐘を
護
(
まも
)
る野僧の言わく
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
これも何か坊主どもの
騙術
(
まやかし
)
だろうが、一体この寺の鐘性弱いのか、またさなくとも、
度々
(
たびたび
)
の兵火でしばしば
𤿎裂
(
ひびわれ
)
たのを、その都度よい加減に繕うたが、ついに鳴りやんだので、その𤿎裂や欠瑕を幸い
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
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