“ひのきちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
檜町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それまで、彼女は、五年間ばかりいた赤坂檜町ひのきちょう十番地の家を引き払うことにしたのだ。拾った猫で、よくれているのがいたが、泡鳴がきらいだというので、近所へあずけてまで行くことにした。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
やがて、赤坂檜町ひのきちょうへ入って、溜池ためいけへ出た。道筋はこうなるらしい。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)