トップ
>
ひったば
ふりがな文庫
“ひったば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
引束
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引束
(逆引き)
巣から落ちた
木菟
(
みみずく
)
の
雛
(
ひよ
)
ッ子のような小僧に対して、一種の大なる
化鳥
(
けちょう
)
である。大女の、わけて
櫛巻
(
くしまき
)
に無雑作に
引束
(
ひったば
)
ねた黒髪の房々とした濡色と、色の白さは目覚しい。
絵本の春
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
老人は、石の壇に、用意の
毛布
(
けっと
)
を
引束
(
ひったば
)
ねて敷いて、
寂寞
(
ひっそり
)
として腰を据えつつ、両手を膝に端坐した。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひったば(引束)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
ひツつか