“ひたはし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
直走33.3%
一走33.3%
突撃33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さてこそ」と運八は思いながら、二間あまりの間隔を取りこれも負けずに直走ひたはしる。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
葉之助は直走ひたはしった。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「なァに食べられないことは無いよ。が少し柔いが……。」と、之を外し与ふれば、小児は裾に包み、一走ひたはしりに走り去れり。
東京市騒擾中の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
飛び上がった葉之助、なだれる信徒の後を追い戸口の方へ突撃ひたはしった。そうして「面部斬り」——で斬り立てた。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)