“ひきょうもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
卑怯者97.4%
卑怯漢2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と馬上にのび上がり、「返せ者ども、おくれて卑怯者ひきょうものの汚名をのこすな、元親みずから冥途めいどの先がけしようぞ、つづけ!」
だんまり伝九 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
卑怯者ひきょうものめ!」とある者は言った、「姿を現わせ、見える所に出てこい。それができないのか。隠れてばかりいるのか!」
自ら一個不忠の卑怯漢ひきょうものたるの感をなさざるを得ぬであろう。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)