“ひうちどうぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
燧道具66.7%
燧打道具33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燧道具ひうちどうぐ附木つけぎだけは、辛うじて船頭小屋からかっぱらって来たが、それ以外には何物もない。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「行燈をここへ置きますから。燧道具ひうちどうぐはこの抽斗ひきだしに揃えてあります」
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
麻縄あさなわ一すじ、輪にして持ち、腰には燧打道具ひうちどうぐ、父譲りの伝来の刀、身軽によそおって
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)