“ひいらぎや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
柊屋87.5%
柊家12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
午後迄柊屋ひいらぎや旅館に休憩。午後烏丸一条南中田余瓶よへい居に行き、小野竹喬ちくきょう、福田平八郎、金島桂華、高倉観崖かんがい吉井勇よしいいさむ、谷崎潤一郎、年尾、立子と共に会席の饗に預る。
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
二人は茶店で腹をこしらえ、あと戻りして藍川の宿しゅく柊屋ひいらぎやという(十郎太が昨夜泊った)宿で草鞋わらじをぬいだ。二人はお互いに姓名を告げあい、風呂のあとで酒を飲んだ。
日日平安 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
京都柊家ひいらぎやを朝の九時発。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)