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ばんじきゅうす
ふりがな文庫
“ばんじきゅうす”の漢字の書き方と例文
語句
割合
万事休矣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万事休矣
(逆引き)
さすがの僕も、今度こそは、
怖
(
おそ
)
ろしくなって眼を
瞑
(
つむ
)
った。氷山と鯨は、刻々にその距離を狭めていくようだ。
万事休矣
(
ばんじきゅうす
)
?
怪奇人造島
(新字新仮名)
/
寺島柾史
(著)
君も一人の貴人を殺し、しかしてその妻を自殺させて、もうそれで
万事休矣
(
ばんじきゅうす
)
というものさ。君のお手柄の一切はこれだけだが、さてアベー・スラネー君、この上はただ法の適用を受けるだけさ
暗号舞踏人の謎
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
「さア、これで
万事休矣
(
ばんじきゅうす
)
だ。敵も味方も、仲好く、海底見物をしよう。動力が停ったら、この島は、次第に溶けていくだろう。もう、お互に争うことを止めようじゃないか」
怪奇人造島
(新字新仮名)
/
寺島柾史
(著)
おお、そういううちにも、狂おしい潮流は、いよいよ急激に、
凄
(
すさ
)
まじい
唸
(
うな
)
りをあげて、魔の海の大渦巻の中へ、幽霊船
虎丸
(
タイガーまる
)
を、一呑みにとばかり、
引
(
ひき
)
ずり込んで往く。今度こそは、
万事休矣
(
ばんじきゅうす
)
!
怪奇人造島
(新字新仮名)
/
寺島柾史
(著)
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ばんじきゆうす