“ばんじきゅうす”の漢字の書き方と例文
語句割合
万事休矣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さすがの僕も、今度こそは、おそろしくなって眼をつむった。氷山と鯨は、刻々にその距離を狭めていくようだ。万事休矣ばんじきゅうす
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)
君も一人の貴人を殺し、しかしてその妻を自殺させて、もうそれで万事休矣ばんじきゅうすというものさ。君のお手柄の一切はこれだけだが、さてアベー・スラネー君、この上はただ法の適用を受けるだけさ
「さア、これで万事休矣ばんじきゅうすだ。敵も味方も、仲好く、海底見物をしよう。動力が停ったら、この島は、次第に溶けていくだろう。もう、お互に争うことを止めようじゃないか」
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)
おお、そういううちにも、狂おしい潮流は、いよいよ急激に、すさまじいうなりをあげて、魔の海の大渦巻の中へ、幽霊船虎丸タイガーまるを、一呑みにとばかり、ひきずり込んで往く。今度こそは、万事休矣ばんじきゅうす
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)