“はんせいはんすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
半醒半睡80.0%
半醒半酔20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ナオ半醒半睡はんせいはんすいノ状態ニアルカノゴトクデアッタ。時々彼女ハ眼ヲ半眼ニ見開イタガ、ソレハアラヌ方角ヲ見テイタ。手モユックリト動カシテイタガ夢遊病者ノヨウナ動カシ方デアッタ。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
復一は半醒半睡はんせいはんすい朦朧もうろう状態で、仰向けに寝ていた。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
津田はほぼ小林の言葉を、意解いかいする事ができた。しかし事解じかいする事はできなかった。したがって半醒半酔はんせいはんすいのような落ちつきのない状態におちいった。そこへ小林の次の挨拶あいさつがどさどさと侵入して来た。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)