“はれんちかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
破廉恥漢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……下等動物のありや蜂を見よ。あんな下等な生物でも汝等のような卑怯な本能は持っていないぞ。汝等は実に虫ケラ以下の存在だ。神……人……共に憎む破廉恥漢はれんちかんとは汝等の事だ。
戦場 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ああ、僕は単なる軽挙妄動けいきょもうどうの徒に過ぎないのに。一介の破廉恥漢はれんちかんに過ぎないのに。
わが師への書 (新字新仮名) / 小山清(著)