“はやじまい”の漢字の書き方と例文
語句割合
早仕舞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松の内早仕舞はやじまいの銭湯におひねりを置いてゆく人も少いので、番台の三宝の上に紙包の雪を積み上げたのも昔の夢となりました。
二階から (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
姉さんが来て、今日は火が燃える、大火事があって危ないから、早仕舞はやじまいにしてお帰りなさい。先生にそうお願いして、と言いますから……うちへ帰らして下さい、と云うんです。
朱日記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「さあ、今日は早仕舞はやじまいとして、久しぶりで一つ、正月らしく怠けようか」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)